近年のデジタル化の普及に伴って、日常生活にパソコンやスマホはもはや必須の社会となりました。
目の疲れを感じる世代も30代、40代以上ではなくなり、今や若い世代とくに20代以上から眼精疲労を感じる方が増えているそうです。
これも時代の変化と言わざるを得ないのですが、それに加えて、COVID-19パンデミックの影響から、テレワークが一般化しました。自宅での作業やオンラインミーティングの増加により、パソコンやスマートフォンを使用する時間が増え、眼精疲労のリスクもより高まっていきました。
こうした状況も含めて今後目の疲れ、目から来るストレスを如何に対処していくのかということはとても重要になってきています。
今回はいくつか生活習慣としてすぐに取り組める眼精疲労を和らげる方法についてと、ネトラバスティキャンペーンのお知らせをしたいと思います。
当サロンは、おかげさまでネトラバスティ協会を発足後、商標登録することができました。
ネトラバスティはインドの伝統医学であるアーユルヴェーダの一つ。5000年の歴史を誇る伝統医療「アーユルヴェーダ」で、ずっと活用されて来たギーオイルを使用し、目の温泉として日本でも知られるようになりました。
もちろん、医学的な眼の治療法や普段は目薬や眼の軟膏といった対応をされている方も多いかと思いますが、昨今、漢方医学や食生活の見直し、自己免疫を高める方法への関心も高まってきています。
長期間かけて徐々に症状が出てくるような病気ほど、普段の生活習慣が大きく関わってきます。医学的な対応に偏り過ぎず、日頃の眼のメンテンナンスを心がけることが大切です。
また、ご紹介するいずれのメンテナンスもネトラバスティと組み合わせていただくことにより、施術の効果も見込みが増します。
入浴時はヘッドマッサージとタオルで目を温める
頭を洗う際は、指先でゴシゴシ洗うというよりは、なるべく指のはらで頭皮を軽くもみほぐす程度でヘッドマッサージをして洗い流してください。
①耳から額の中央付近まで髪の生え際付近をもみほぐす
②耳の後ろあたりから百会までをもみほぐず
③首筋から百会までをもみほぐす
入浴中に暖かいタオルを目に当てて血行を促すと良いです。
就寝時は頭とスマホやPCを充電モードに切り替える
就寝時はスマホを近くに置かず、充電させて睡眠をとりましょう。就寝する時もそばに置いて寝たりすると、睡眠障害になる可能性もあります。寝るときはスマホも充電というふうに習慣にすると、余計な気を向けずに、自分自身の頭も休ませることが出来るようになります。また、睡眠をとるときは出来るだけリラックス環境を作ることで、良質な睡眠がとれます。
作業環境と姿勢を整える
室内ではデスクやモニターの高さや角度を調整して、丁度良い姿勢を保つことで目への負担を軽減できます。また、照明の調整や適切な室内の湿度管理も目の快適さに影響を与えます。外出時は、スマホを見続けるのは避けて、電車内でも出来るだけ窓の外を眺められる窓があれば、遠いところをなるべく見た方がベスト。森林など、みどりを見るとより良いです。
普段近いところばかりを見過ぎる傾向が高いので、遠近法の視点変換を少しでも日常で行うようにしましょう。
目薬を点したらストレッチ
点眼時にストレッチをすることを習慣化すれば、定期的にストレッチがしやすくなります。なかなかストレッチだけをやろうとしても習慣化が難しい方にはオススメです。目薬が目の隅々まで行き渡るように上下左右に目を動かすストレッチでも点眼するタイミングですれば、適度な目のストレッチになります。
ブルーライトフィルターの使用
スマホやパソコンにブルーライトフィルターを適用したり、また、パスコン用の眼鏡などを活用するのをオススメします。液晶画面を見続ける負荷を少なくとも軽減できます。まだ、利用されたことがない方は、ブルーライトフィルターの起用を眼精疲労の軽減のためにご検討してみてはいかがでしょうか。
どれもちょっとした切り替えや日常のほんの少しの習慣にしていただけるような内容ですから、比較的生活習慣としていただきやすいと思います。肩こりや頭痛なども眼精疲労が要因になっているケースが増えています。
日ごろのメンテナンスでカバーしながら、合間を見てネトラバスティなども試していただけたらと思います。